かもかて感想
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全員分のネタバレ全開です。プレイ当時のメモをまとめているので、変なところがありますが気にしないでください。たまに追加してます。

■初期プレイ
 ティントア愛情狙いでいくも、ガンガン印愛上げていったせいで逃げられる。そこからヴァイルに乗り替えるも告白して振られる、好愛足りずキャラなしED(上級貴族)。しかも好友は足りてたのに印友足りず友情エンドも無理だった。

 今思えば、全然わかってないからこそ楽しい。かもかて分だけ脳内リセットするボタンがあったら押してる。もっとじっくりたっぷり楽しめばよかったのに、面白くて続きが気になって一気に見てしまい非常にもったいないことをしました。でもかもかて記憶ぱーになっても、やっぱり早く見たいやりたいで同じことをしてしまいそう。
 なんて思っていたけど、初めてプレイしてから大分経過すると、自然な脳内リセットがついていることに気づきました……。久々にプレイすると結構忘れてる! これでちょっとした新鮮な気分で楽しめるということです。でもタナッセの反転関連とかヴァイルのNGワードなどはさすがに忘れないけども。
 初回でキャラなしED。2回目ティントア友情B、3回目でやっとティントア愛情Aを見る。
 攻略した順番としてはたぶんこんな感じ。ティントア⇒タナッセ(憎悪で初めてヴァイル愛情ルート見る)⇒ヴァイル⇒グレオニー⇒ルージョン⇒ローニカ⇒トッズ⇒リリアノ⇒モゼーラ⇒二次創作キットサンプルシナリオ⇒サニャ⇒ユリリエ
もて☆もてぐらどねーらは関連キャラをクリアしたら見ました。
 名前が独特なので、リリアノ=陛下、ドゥナット=色黒フード男、とか地位や特徴でメモしてたら名前がなかなか覚えられず、「リリアノ」と「ユリリエ」がごっちゃになる。「ユリリア」とか。誰だ。未だに間違えてないか心配になります。

■コンプまで
 全員の嫉妬イベント起こすのが毎回楽しかった。どんな反応するのかすごいわくわくしました。タナッセ・リリアノ親子とか、タナッセVSユリリエとか、かなり年の差があるリリアノやローニカが好きな主人公へのコメントとか。
 モゼーラの取立てイベント、毎回なぜかあっさり終わるので不思議でした。でもこれってモゼーラじゃなくて、相手の好感度が必要だったっていうのに結構長いこと気づきませんでした。
 初めてキャライベントコンプするのは真っ先に励みイベントコンプしたローニカ、かと思いきやルージョンだった。双子はあんまり他の人と絡むイベントなかったからか。
 愛情・友情見まくったおかげで、最後ごっそり憎悪系エンドが残ってしまった。こうならないようにちょこちょこ憎悪系も見てたつもりだったのに。
 サニャ友情ルート和むねーっていうはずなのに、殺害用に印愛-35めざしてるんで後ろめたすぎる。印愛マイナスだとサニャもつられて好愛下がるから、サニャの好愛をマイナスにしないよう気を使ってるのがもう憂鬱。

も☆ぐらのタイトルの「もてもて」につい、どうしてもサブキャラ愛情っぽいエンドという期待を捨てきれませんでした。

■キャラクター印象
ヴァイル/タナッセ/リリアノ/ローニカ/サニャ/グレオニー/モゼーラ/ティントア/ルージョン/トッズ/ユリリエ/サブキャラ /性別反転/主人公

[ヴァイル]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 メインぽいから後にとっておこう。傍若無人な王様候補⇒うずうず⇒ランテ断絶阻止したい⇒あれ、かわいい⇒男ヴァイルかっこいい⇒本当に欲しいものは我慢しい・幸薄い感じが放っておけない。身を引くいじらしい⇒ヴァイル大好き
 うっかりタナッセ憎悪が気になってついでのように手だしちゃって本気で後悔。
 女の子ヴァイルの姿は、主人公にべたぼれ、もしくは愛されまくってる感じだなあと思った。
 裏切ったらものすごい罪悪感。
 殺害エンドの「普通に茂みから飛び出してきそう」という会話がリアルな感じで悲しくなる。
 主人公が来るのすっごく楽しみにしてたっていうの知ると、もう毎プレイ時かまいたくなる。
 最後の日に結婚承諾したときの「よし……よし!主人公、ずっと一緒だぞ!」って笑顔全開で言うのがもうめちゃくちゃかわいいです。あとすぐ身を引いてしまうのにもいじらしくてぐっときてしまう。
 友情エンドで、2人で支え合っていくっていうのが好きです。
 愛情・友情ルート見たあとだと憎悪見るのが怖かった。ヴァイル容赦なさそうだから。と身構えてたら印象マイナスな主人公にお城の案内してくれる健気さにくじけそうになる。振り切って憎悪ルートへ行くと、敵と見なすと容赦ないし、ギスギスする会話に胃がキリキリした。でも貴族の裏事情教えてくれるし、「嫌いの両思い」の本気でとっくみあうの(&力が均衡)が好き。
 ヴァイル14「すれ違いの果てに」を初めてみたとき魔力なにそれ状態で結果的に見殺しになってしまったのがトラウマで、助かると分かっててもいまだにドキドキしてしまう。
 好友高いと好愛加算されていく(公式サイト雑文2010/6/23より)という、友情が愛情に横滑りしやすいところも好きです。
 嫉妬イベント、最初は結構強引で相手について忠告したり相手をこき下ろしたりして攻撃的だったりするのに、最後ははっとして身を引いちゃうのが胸締めつけられるー。トッズ相手のときの「ここに(いてくれるだけで)……それだけで(いい)……」って呟きがもうだめだー!()は勝手に補足。
 ヴァイルの気持ちが呟きや独り言みたいな形でたまに出るけど、とぎれとぎれなのがまたもどかしい。ヴ14「すれ違いの果てに」で瀕死のヴァイルのうわ言が絶望的で悲しくなる。主人公が城に来ない場合死んでしまうそうだから(公式サイト雑文2010/6/19より)、なんともやるせないこの幸薄さ。主人公にめちゃくちゃ幸せにしてもらうといいよ! といつも思います。

[タナッセ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 面白そう、じつに好み⇒耳飾り買ってくれるいい人⇒憎みあうの楽しい⇒反転タナッセ最高⇒ヴァイル愛情ルートでいい人⇒愛情ED後、ひねてなければまともな王子じゃないか⇒やっぱりタナッセは面白いなあ
 見事な反転で爆笑しました。攻略支援版だとタナッセが反転する瞬間がまるわかりで楽しい。
 主人公がしょぼんとしてたり、家に帰りたいとか、素直な反応するとうってなってなにげに親切な人でびっくり。おまけに最後主人公の徴取ろうとして死にかけてびびって止めるのがナイスへっぴり王子。反転が実に鮮やかな展開。で、一緒に試合見物しようとしたら、グレオニーのイベント発生してがっかりしてやけくそで出場したら、心配性ではらはらするタナッセがいた! やりなおして今度は3回戦で負けたら「本調子じゃないのに」とか「手加減なしに打ち込むことない」とかいってるタナッセの運命の人ぶりに驚愕。予想以上に楽しくて好みでした。
 裏切った後とか、告白本気だったといいながら結婚断ったときの引き際のよさが健気で胸キュン。嫌味のひとつでも言うのかと思った(←最初はもっと嫌味な人かと思ったので)。求婚断られても城に残って見守るっていうのがもうほんとに、さすがお母さんのためずっと城にいただけあって我慢強い。
 ヴァイルと会えば口喧嘩ばっかりだけど、ヴァイル憎悪Aエンドで消えたヴァイル探してるとか、ヴァイル愛情エンドでヴァイルのこと頼んできたり、ヴァイルのために決闘したり(もちろんボコボコにした )、タナッセ処刑・ヴ8「いる理由」とか見るとお互い理解&気にかけてるなあーとしみじみ。それはほんわかするんだけど、ヴァイルと結婚したエンドにはハンカチギリギリしたくなる。ぜんぜんギリギリするようなラブラブ新婚生活ではないんだろうけど。あと木の下でのヴァイルが寝ぼけて言った「もー読み終わった?」(ヴ3「秘密の場所」)って、タナッセに向けたつもりだったのかと思うとやっぱりギリギリする。
 印愛高くして衣裳部屋で泣いたら、騙されないといいながらしっかり愛が上がるタナッセが大好きです。(タ57「衣裳部屋にて」)
 タナッセが相手だと主人公が上から目線な気がした。「聞いてあげる」とか「つきあってあげる」とか。他の人にも「〜してあげる」とか言ってるのに、なぜかタナッセだけそんな感じがしてしまう……。
 「詩歌披露会」で好きな詩人パクったんだっていう目で見てごめんなさい。
 友情ルートでタナッセに認められるとなんかすごい達成感がある。詩歌披露会で代役任されたり、褒められると嬉しい。
 殺害Bが気の毒。やっと心を許した人間に刺されるなんて。でもそれよりさらにモルの心中を察するとものすごくいたたまれなくってうわあああってなる。
 嫉妬イベントが惨敗でかわいそうでならない。ユリリエは当然としてもサニャやグレオニーにまで……。何もしでかしてない嫉妬も見たかったなあと、事件前と後のギャップが激しい励みイベントを見て思う。
 散々ネタにされてるけどホイミ(キスすると主人公の体力回復する)は世界設定の深いところとどんな関わりがあるんだーホイミ。ネットの考察とか、oumiさんのインタビュー質問回答とか見ると、ドゥナットの魔術でタナッセが主人公の体力を吸い取った分ホイミで返してるってことでいいのかな。
 ユリリエに恐れおののく様は、端からみるととっても楽しいです。
 衣裳部屋23「コーディネイト」で男性型の衣裳を選んだときの自分に言い聞かせるような肯定っぷりが面白いです。もちろん好愛高くて女性型を選ぶのはニヤニヤします。

[リリアノ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 さすが王様包容力がすごいし鷹揚だし物事に動じない⇒親馬鹿なリリアノ微笑ましい⇒毎回エンドロールで死んじゃうの何とかならないかな⇒ローニカの一番の存在に憎しみ⇒愛情ルートで癒された⇒王様素敵かっこいい
 クリアしてないのに公式サイトのF&Q見て、いつ偽乳がもげて父親になるのかドキドキワクワクしてしまった。エイプリルフールのページだというのをすっかり忘れてました。
 エンドロールで死亡する人No.1。愛情Bでも暗殺されるなんて悲しい。せっかく武勇鍛えたのに。
 主人公の結婚相手が誰でも世話してくれるのが頼もしい。
 身内や愛情・友情ルートの主人公に優しかったり鷹揚だったりするけど、その前に厳然たる王様なのが好きだし怖いです。
[ローニカ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 優しげな侍従だけどおじいちゃんは無理⇒ギリギリのスケジュールのところを邪魔してくる&タナッセへの態度悪い人⇒グ10「何よりの報酬」でハッとする⇒トッズの父ちゃん?⇒トッズとVS最高!おじいちゃんもあり⇒控えるところが魅力⇒リリアノが一番かー
 性格・年齢からしてトッズみたいに主人公の気持ち受け入れ・かけおちなんてとてもじゃないができないんだろうけども、主の命令の範囲内でなら……っていうのにひっかかる。逃げたり変なことしなきゃ殺されないだろうけど、その“範囲”がある時点で受け入れがたい。たとえそれがローニカの愛の形だとしても。逆にリリアノの命令を裏切ることをローニカが受け入れてしまえば、憎悪みたいな方向に流れてしまいそうだからどうすればいいんだーという話なんですが。
 ドゥナットに殺害されてしまう裏切りエンドが結構好きです。最後の一文の「彼は確かに最期まで、共にいてくれたのだ」に主人公の満足感のようなものが感じられました。(とくに愛情Bとか見た後だと)
 トッズに煽られてやっと感情だしてくれるよーな感じなんでVSルート(トッズと二股)がすごく楽しかった。
 なんでか知らないけどトッズ「父と名乗る男」のタイトル名を見てローニカがトッズの父だと名乗るのかと思った。なんで勘違いしたんだ。同類の匂いで?
 ルージョンがローニカに嫉妬するときのローニカの護衛っぷりがかっこいい。
ロ56「城下への用事」で無理難題出されても匂い袋探してきてくれたり、レハトのためにあれこれ気を使って少しでもお城で過ごしやすいように仕えてくれる姿が好きです。まずいところがあればやんわり指摘してくれるし。御前試合見学イベントでは、いやな子爵への対応がスマート。子爵殴ろうとする場合、主人公が相当しつこくて笑ってしまったけど。
 回想で最後の日に好愛・印愛35で告白する&正体判明済を見たんだけど、怖かったよー! 絶対挑発しちゃいけない。

[サニャ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 かわいいけど口調が苦手⇒はっきり指摘すると好愛上がる(サ75「焼き立てのケーキとお茶で」)とか、かばうとかえって好愛下がる(サ55「噂の現場」)のが意外⇒100%よい子でなく花束たたきつけるよーな普通(普通?)のところがあって安心⇒愛情ルートでどう近付けばいいんだ(ドキドキ)⇒やめたげてよお!(憎悪ルート)⇒サニャかわいい⇒和み
 サニャはどの選択肢を選べば好愛あがるのか、思ったのとはちょっと違ってて戸惑いました。それに好愛高くなっても、サ79「お休みを与えて」なんかでは侍従という身分であまり馴れ馴れしくできないのでは、でももっと近づきたいなあと最後の三択はどれ選んでいいのか悩みました(よしここは膝枕で……! いややりすぎて逃げられたり嫌われたりするのでは? なんて)。身分差というのもあって、適切かつサニャが許してくれる距離感がわからなくて面白かったですし、告白済みだけどぎこちないふたりというのも可愛かった。
 サ3「主人の真価」のサニャにほれた。花束投げたの一瞬誰かと読み返しちゃった。
 愛情Cのサニャがえらいいじらしい健気。お連れくださいねって。
 憎悪ルートはほんとーに胃が痛かった。最後の日で、いびった理由がサニャがうらやましかったっていうのにすとんと納得。

[グレオニー]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 衛士かっこよさそう⇒モルに敬意払いつつフレンドリーだったから好感度大⇒へたれ雨男にがっくり⇒「神に愛されてる」発言なんかかっこいい⇒愛情Cエンド最高!
 話し方選べるのが嬉しい。といいながらいつも敬語のままですが。眼鏡スキーが眼鏡キャラの眼鏡外すなって怒るのよくわかった。友達口調は友達口調で、距離が近い感じがいい。
 護衛ルートだと従者と女主人(まだ分化してないけど)って選択肢・会話にキュンとくる。

[モゼーラ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 無関心⇒お上にたてついて大丈夫?⇒すごい⇒あんまり好みじゃなかった⇒王様目指すと頼もしいし仕事熱心⇒意外と可愛い年上の人
 友情エンドでモゼーラとリリアノ対決が面白かったー、はらはらした!
 モゼーラのお陰でリリアノが死んでもいい気なくしてくれた。ありがとうそしてありがとう。

[ティントア]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 気むずかしい。わくわく⇒内気?⇒天然⇒ヤンデレこわい⇒大親友よりルージョンが一番なんて悔しい⇒ヤンデレこわい⇒ルージョンを大切に思ってるんだなあ
 ティントア憎悪Aもこわい。ティントアのせいでルージョン失ってしまった主人公が復讐心を抱いてティントア待ってるっていう図がなんか好きです。
 嫉妬イベントは天然&抱きついてくるティントア絡みが面白くて好きです。トッズ・タナッセあたりがとくにいい〜。
 テ60「神殿の思惑」で「ほんとに、主人公は、しつこい」って言うのを見るたび、ティントアの方がよっぽどだよとつっこみたくなる。

[ルージョン]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 ティントアの兄弟が女の子か未分化ならいいのに⇒姐さん⇒かくれ甘党とかかわいい⇒幸薄な人その2きた!⇒構うのが楽しいしニヤニヤする⇒ものすごく放っておけない人⇒む、むかつく!(憎悪ルート)⇒かわいい
 幸薄な人その1のヴァイル同様幸せになってほしい人。というか主人公にがっつりたっぷり幸せにしてもらってほしい。
 ティントアにルージョンと主人公どっちか選べとせまって、ルーを選ばれたときの悔しさったらなかった。立ち絵が勝ち誇って見えるルーが憎たらしー。
 ヴ14「すれ違いの果てに」で、親友のルージョンがお芝居までして助けてくれたのがよかった。あのルージョンが!? というのもあるけど、切羽詰まってどうにもならないとき助けてくれたのが単純に嬉しい。
 ルージョンって愛情というプラス方向のルートでもばあちゃんの死が間近にあったり、ドゥナットが登場したり、愛情エンドで即ラブラブというわけにもいかなかったり(同性に分化したらべったりって感じだったけど)、基本的にルージョンがつらい状況(魔術師とばれたら大変・ばあちゃんに食われる予定・納豆がらみの過去)から出発してるので、なんだか切ない。放っておいたらひどいことになるみたいだし。
 あと、湖の上追いかけるときどきどきする!
 最初の頃、ル61「差し出された手紙」でとにかく手紙を渡さなくちゃいけないと思って、破り捨てるのが正解だと思ってました。とりあえず受け取ってくれたという理由で。後になって、好感25以上で無理矢理渡して受け取ってくれたとき感動というより、同情されたのがおかしかった。

[トッズ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 ヒゲありえない⇒ト66「父と名乗る男」でのトッズかっこいい⇒嫉妬すごい胸キュン⇒どこまで本気なんだろ⇒かけおちエンドあるし・命がけで助けてくれたし⇒トッズとローニカの攻防が笑える
 トッズは会話がおもろしろいです。自分で楽しい人っていうだけあって、ぺらぺらとすごい。軽い感じでほいほい進むし。しかし誘拐して罠にはめたのに悪びれる感じないのが後味すっきり。この半分でもいいからタナッセにしたたかさを分けてあげてほしい。
 一度は見たトッズ愛情ルートなのに、再度見ようとして広間のおじいちゃんを忌避してしまいそれが原因と思い至らずに何度も死亡させてしまった。
 駆け落ち(愛情A)エンドすごいどきどきしたー!よかった成功して。
 トッズは何か切ない感じがどうしてもしてしまいます。本人はあんなおちゃらけた感じなのに。かけおちしない限り表立って結ばれることはないし、主人公をかばって死亡とか、かけおち失敗して……なんて結末があるからかも。命を賭けても欲しい(守りたい)たったひとつのもの(かどうかはわからないけど)が主人公だった、みたいな裏街道走ってる人間が唯一(かどうかは知らないけど)求めたという限定感があるから? ト66「父と名乗る男」でリリアノの前に引っ立てられた時も冷静で引き際が潔いのがまたいい。そして主人公が背中に飛びついて止めるというのもいい〜。このときのトッズの心中を想像すると急速に切なくなる。今まで薄暗い人生だったのにチカチカ光って花火ぱんぱん上がってるような画期的なイメージ、「お宝が手の中に飛び込んで来ちゃったよ、おいおい」みたいな感じで。でも実際はそこまで盛り上がってないのかな、どうなんだろ。

[ユリリエ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 近寄りがたい⇒詰めるの怖い⇒腹の据わった淑女かっこいい・ヴァイルを見守ってるのいいなあ
 ローニカ同様励みイベントをとられてもーっとなる人。
 嫉妬イベントでティントア・リリアノ相手でもさっとかっさらってくのがすごい。ヴァイルをクルクル言いくるめるのもうまい。

[モル]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 タナッセの忠実な護衛
 不言実行の人。って普段からしゃべらないけど。
 ひたすら忠実に尽くすという人はかっこいいですね。たとえ主人がえらいことしでかそうとしたり、モルにきゅーっとさせようとしても黙って従うのみというのは、モル以外の人だったらつっこみたくなるけど、「モルだし……」って気持ちになりました。

[クレッセ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 評判悪い人⇒噂よりなんかいい人っぽい、普通の人⇒リリアノ好きならもっとアグレッシブになってよ!
 もぐらの補完っぷりにびっくりした。プレイヤーの心が読めるんですかって選択肢。

[ヤニエ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 伯爵でタナッセの先生らしい⇒リリアノより若い女性。なにー!⇒ひげ伯爵?⇒もしかしてもぐらのもふもふしたのでは?(ファンタジー世界っぽいし)⇒人間だった⇒若い女性……⇒ひげ!

[トカッセ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 ヤニエ?⇒兎鹿かわいい!もふもふしたい!⇒トカッセっていうの?
 本編プレイ前にトカッセの画像を見てしまいあれは本編にいつ出てくるんだろうとか色々わくわく想像してました。出てきません。

[テエロ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 外見めちゃくちゃ好み、もぐらでどう落とせるのかな⇒あれ、ほとんど本編に出てこない⇒リリアノのお付きの人かな?⇒えええええー!!!⇒夢も希望もなかったよ……⇒敵⇒やっぱりテエロ落としてみたい
 御前試合でヴァイルを傷つけたのが原因でテエロが暗殺したらしい衛士の尋常じゃない死に方(グ11「衛士の本音は」)を聞くと執念深さが怖いなあと思う。
 ヴァイルがもし女性を選ぶ場合は、リリアノに土下座して一生のお願いと全力でおねだりしてまでも、ぜひ篭り前にヴァイルつき御典医から外してもらいたいです。

[ドゥナット]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 かっこいい!もぐらでどう落とせるんですか⇒へっぴり王子発言に笑う⇒とんだ外道だった⇒もぐらでやっつけたけど気がおさまらない⇒どうにかして精神的にギャフンと言わせたいものだ
 知れば知るほどの外道ぶりに諦めがつきました。色黒のかっこいい兄ちゃんと思ったんですが中身が納豆でびっくり。

[性別反転キャラ]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 タナッ子⇒こんな人が未成年の主人公に自分からチューしてうろたえるんですね。男モルにがっちり護衛されるのもいいけど、なんとなくモルはタナッセと同性でいてほしい気もする。
 リリオノ⇒素敵。ただリリアノの華やかさやユリリオの神々しさが頭に残ってしまって地味に感じてしまう。
 さにゃお⇒いいお兄ちゃんって感じ。地味にかっこいい。
 グレオ姉さん⇒男前だー! 頼りになりそう。
 モゼタロウ⇒いい! 眼鏡モゼタロウかっこいい!
 とっこ⇒普通にきれいなおねーさんじゃないかー!
 ユリリオ⇒主人公を含め女性を優雅に手玉に取るのとか、ミーデロンとの対決を見てみたい。でも女性キャラ全部もってかれそうな無敵っぷりが怖い。

[主人公]  ヴァ/タナ/リリ/ロー/サニャ/グレ/モゼ/ティン/ルー/トッズ/ユリ/サブ
 ものすごい無色透明⇒こわい(反転させて憎悪)⇒人でなし! 魔物!(憎悪・殺害)⇒かわいい(トッズ愛情・タナッセ正攻法愛上げで見た一部イベント)⇒すごい
 ありとあらゆる相手・状況に対応してる主人公がすごいです。老若男女未分化と関係なし。
 ルージョン殺害Cで「なれる」とか言ったり、サニャ憎悪いびりはほんとーに鬼でした。といってもプレイヤーがやらせてるんですが。


■システム
 分岐がすごい細かくてプレイする度に驚きます。OPでまず驚かされましたヴァイルに。さっきと言ってること違うっていわれて、ぎくっとしました。思わず同じ発言にしてやり直したという……(笑)。リリアノの宝器庫イベントはヴァイルに教えてもらったのを実行して扉を開けるというのが一番好きなんですが実際には一回くらいしかやれてない気が。魔術を使ってしまう回数の方がまだ多いような。
 慣れたら、複数キャラかまっていろいろな組み合わせをしても楽しいです。ヴァイル憎悪Bと他キャラとか。ティントアとヴァイルで監禁対決(ティントア裏切Cで他の人のところいって妨害される)を見ようとしたら強制的に神官になるから王様になれず決闘もできませんでした。(ティントア最後の裏切=裏切Bなら対決してるエンドロール見られた)

 イベント発生順序がカッチリ決まってないから、妙にタイミングいいイベントが発生して面白いです。例えば、ヴァイル67「衣裳選び」で愛してるって断言した次の中日に、ヴ・タ対話42「品格と歴史」がでるのがおかしかった。噂広まるの早って。あと、トッズが主人公逃がすために命落とした次の中日でローニカに告白しようかって出て、ええー! さすが「小粋な浮気者」だなあと。主人公がこわい。
 偶然でうっかり大変なことにもなる。中日でヴァイルと武勇勝負して負けて体力4になり、後半訓練いれてたんで主人公死亡。ヴァイルのトラウマが増えそう。

 他に、これをあーしてこーしたらと複数ルートを通ったり・好みや面白い状況になりそうな目標立ててプレイするのが楽しいです。
 でもプレイしてるうちに予想とちょっとずれたりするのがなお面白い。
 行き渋るヴァイルがタナッセと仲良しの主人公を寂しげに見送るんだろうなあという、ヴァイル好愛あげつつタナッセ友情A目指したとき、タナッセへの印象余ったから愛につぎこんだら印愛が高まっちゃって、ヴァイル→主人公→タナッセっていう片思い連鎖になってしまったー! タナッセのために女になった主人公、のために男になるヴァイル……。(ヴァイルが男になるのは当初の予定通りだけど)
 スケジュール・好感度調整しまくる難しいプレイもいいけど、面白い状況組みてたり、無個性の主人公の性格をあえて固定して選択肢せばめるプレイだと失敗したーってストレスがなくて楽しい。村に帰りたい主人公で全ての地雷(NGワードの帰りたい・自由がほしい等)踏みつつヴァイル愛情エンドとか。

 想像の余地があるのが素敵だなあと毎回思う。

 称号や好感度・印愛度の名称も楽しいです。変な組み合わせの称号になったら面白くてちょっとうれしい。逆に「奥ゆかしい田舎者」はなんかハマってて好き。

■世界観
 三足族という性別なく生まれる一族というのが好きです。未分化主人公ということで、男性と女性から同時に想われたり嫉妬イベント見るのにまったく違和感ないです。これって何気にすごいような。そしてタナッセVSユリリエも自然(笑)。
 性別が後天的ということで、分化した後の周囲の反応とか、本人の初々しい感じとかいいなあと思います。とかいってユリリエはばばっと淑女になったみたいですが。
 でも篭りは大変そうですね。骨格からして変わるとかローニカの話を聞いたら分化なんてしたくなくなりそう。自分で性別選べるなんていいなーと思うけど。
 魔術を忌避したために、魔術への防御が全然できないのがもどかしい。ルージョン憎悪A(老魔女殺害した復讐で主人公の好きな人を殺害)とかローニカ裏切りエンドとか。そもそも魔術対策できてたらルージョンが城に入り込めないか。宝器庫にはリリアノの暗殺失敗したときの防刃羽織みたいに、魔術をはじく装備品はないのかな。
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